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    9月休診日のお知らせ

    2022年9月の休診日は

    1日(木)4日(日)

    8日(木)11日(日)

    15日(木)18日(日)

    22日(木)25日(日)

    26日(月)

    29日(木)

    です。

    よろしくお願いします。

    2022.08.31

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    8月休診日のお知らせ

    2022年8月の休診日は

    4日(木)7日(日)

    11日(木)~ 15日(月)

    18日(木)21日(日)

    25日(木)28日(日)

    です。

    よろしくお願いします。

    2022.08.01

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    7月休診日のお知らせ

    2022年7月の休診日は

    3日(日)7日(木)

    10日(日)14日(木)

    17日(日)21日(木)

    24日(日)28日(木)

    31日(日)

    です。

    よろしくお願いします。

    2022.07.01

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    妊娠中に歯が痛くなってしまった時どうしたらいい?

    妊娠中に歯が痛くなることは決して珍しいことではありません。妊娠中というのは、ホルモンバランスや食生活などに大きな変化が起こるため、お口の環境が悪くなりやすいからです。

    妊娠すると歯が痛い理由

    妊娠中、突然歯が痛いという事態に陥ることがあります。妊娠によって体が変化するため、歯痛の症状が起こりやすくなります。原因を5つご紹介します。

    女性ホルモンの分泌が増えるため

    妊娠すると女性ホルモンの分泌が増えます。女性ホルモンは口の中にいる特定の歯周病菌の増殖を促してしまうため、歯ぐきが腫れるといった症状が出やすくなります。

    唾液がねばねば・分泌量が減少するため

    妊娠中は唾液がねばねばになり、分泌する量も減ってしまいます。 口の中に食べ物のカスが残り、歯周病菌や虫歯菌が増殖します。

    免疫力が低下するため

    妊娠中は免疫力も低下します。妊婦は口腔内の細菌が増えやすい状態が続きます。歯周病は血液を通しておなかの赤ちゃんに感染してしまうこともあるため、早めに治療することが大切です。

    つわりによる吐き気・嘔吐のため

    妊婦特有の症状であるつわりも、歯の痛みの原因になることがあります。

    つわりは、妊娠初期から16週目ごろまでによく見られますが、吐き気や嘔吐などが代表的な症状です。つわりで嘔吐すると胃酸も一緒に吐き出され、その強い酸性で歯を溶かしてしまうので、虫歯になるリスクが高まります。

    つわり中に歯ブラシを使用すると吐き気を催すこともあり、口腔ケアがおろそかになってしまうこともお口のトラブルを増やす原因です。

    ホルモンバランスが変化するため

    ホルモンバランスの変化で、歯ぐきに腫れ物ができる妊娠性エプーリス、神経過敏が原因の妊娠性歯痛などの症状が出ることもあります。妊娠性エプーリスは良性で、出産後に消えてしまうことも多く、妊娠性歯痛は安定期には治まることがほとんどです。

    妊婦でも歯の治療に行ってもいいか

    妊娠中はさまざまなストレスを避けたいと考え、歯が痛いけれど治療はやめておこうという人もいるのではないでしょうか。

    しかし、痛みを我慢するのはつらいものですし、先延ばしにして悪化させてしまう可能性もあります。妊娠期間中に歯のトラブルが起こらないように歯科治療を受けることが大切です。正しい知識を持ったうえで、治療するかどうかを判断しましょう。

    妊娠初期~4カ月

    まず妊娠初期から4カ月くらいまでは、流産の確率も高いうえ、つわりがひどい人は気分もすぐれないため、できれば治療を避けた方が無難です。 ただ、痛みがひどく我慢できない場合は、妊娠中である事情を説明しストレスがかからない程度に受診をしましょう。

    妊娠5カ月~7カ月

    妊娠5カ月から7カ月の中期は安定期となるため、歯の治療を受けるのに最も適しています。妊娠後期や出産後はなかなか治療にも通いにくくなってくるため、この時期に口腔内の不安を解消しておくとよいでしょう。

    妊娠8カ月~

    妊娠8カ月以降は、腹部が大きくなり、診察台の上であおむけになることが難しくなります。さらに、予定日が迫ると破水や突然の陣痛に見舞われることもあるので、歯の治療はおすすめできません。

    安定期であっても、受けてよい治療と避けたい治療があります。受けてよいものは、歯のクリーニング、そして歯周病と虫歯の治療です。 特に歯周病は早産のリスクを高めるうえ、低体重児が生まれる可能性も高くなるとされているので早期に治療しましょう。

    麻酔、レントゲン、薬は大丈夫?

    麻酔

    局所麻酔は胎児に影響しないので問題ありません。

    レントゲン

    放射線量は低く、防護エプロンをおなかにかければ赤ちゃんを守れます。

    親知らずなど歯を抜く、インプラントなど外科的な措置を伴う治療は、妊娠中は積極的に行わないようにしましょう。こうした治療は、痛み止めや化膿を防ぐ薬の服用が必要となります。薬は可能な限り避けることが妊婦にとって大切なので、避けるべき治療です。

    歯が痛い状況を防ぐには

    妊婦でも安定期であれば問題ないとはいえ、体調によっては治療に行けないことも少なくありません。痛みをなんとかやり過ごさなければならない時に、自宅でできる対処法があります。

    痛む部分を冷やす

    痛む部分を氷や冷却ジェルなどで冷やします。 氷を口に含んで痛いところに直接当てることはもちろん、氷を入れた袋で外側から冷やすのも効果的です。

    口内を清潔に

    痛む歯や、歯と歯ぐきのすき間に食べ物のカスが詰まっていれば、柔らかい歯ブラシやフロスなどを使って取り除くことも効果があります。痛む側の歯で食べ物をかまないよう注意をすること、そして何かを食べたあとはこまめに歯を磨き、マウスウォッシュなどで口内を清潔に保つことが大切です。

    バランスのとれた食事

    バランスのとれた食事、特に野菜や果物などをとってビタミン不足にならないようにするとともに、良質のタンパク質も補給して体調を整えることもお口のトラブルを防げます。

    2022.06.25

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    子どもが虫歯になりやすい「3つの原因と対策」

    子どもに毎日きちんと歯磨きをさせているはずなのに、虫歯ができてしまった。あるいは、虫歯ができやすいと言われたことはありませんか?

    子どもが虫歯になりやすい原因は、大きくわけて3つあります。

    ①親から子どもに虫歯菌が感染する

    人間一人一人の虫歯菌の数は違いますが、実は産まれてきた赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌はいません。

    虫歯菌の代表、ミュータンス菌は親や祖父母から感染すると言われています。

    母乳やミルクが終わり、離乳食が始まり、離乳が進んでくると、親(祖父母)が自分のスプーンや箸で食べさせたり、過度のスキンシップ、温かい物をフーフーと息をかけて冷ますことで、唾液を介して感染することが多いです。

    特に乳臼歯(奥の乳歯)が生えてくる生後1年半から2年半は、食事できるものが増え、感染しやすい要注意時期と言われています。

    この時期に、虫歯菌の感染が少なかった子は、その後も虫歯菌は少なく、虫歯になりにくいようです。

    ②歯磨きができていない

    ちゃんと磨いているはずなのに、虫歯があるなんてショック。毎日診療しているとこの言葉を何度も耳にします。

    磨いていると磨けているは、大きく違います。

    虫歯になりやすい場所は、奥歯の溝・歯と歯ぐきの境目・歯と歯の間です。意識して歯ブラシを当てないと歯垢(プラーク)を取れない所です。

    歯が生えたら、ガーゼや綿棒でお口の中に物が入るのを慣れさせることが大事です。

    小学生の中学年くらいまでは、子どもまかせにせず、少なくとも夜寝る前は膝の上に横にさせて、上記部位を仕上げ磨きを習慣づけしてほしいです。

    奥歯は歯と歯がくっついているため、歯ブラシだけではプラークは取れないため、フロスを使います。

    ③ダラダラと間食する

    砂糖をはじめとする糖質(ショ糖)は、虫歯の原因菌であるミュータンス菌が歯を溶かす酸を作るための材料です。

    この酸が、歯のカルシウムやリンを溶かし(脱灰と言います)、これが続くと穴があき虫歯になります。

    しかしお口の中には唾液という優れた強い味方がいます。

    唾液は酸を中和し脱灰された歯を修復する、再石灰化という役割をします。

     

    同じ糖質の量でも、一度に摂取するより、ダラダラ食べをする方が虫歯になります。

    せっかく唾液が脱灰した歯を再石灰化しようとしているのに、また脱灰が続いてしまうためです。

    このように虫歯の原因になりやすいのは、糖質の量よりも摂取する頻度です。

    アメやガム、グミ、ソフトキャンディ、キャラメルなど、長い時間かけて食べるお菓子は、虫歯のリスクが高いということです。

     

    胃が小さく一回の食事量の少ない幼児期は、食事以外の時間におやつを与えて一日の栄養素を補う必要があります。

    お菓子やジュース、スポーツドリンク、乳酸菌飲料には砂糖がたっぷり入っています。

    できれば、果物やイモ類などを工夫しておやつにしてあげるといいでしょう。

    おやつは間食ととらえ、毎日同じ時間に、決めた量だけ与えるようにしましょう。

     

    以上のように、虫歯菌の数を減らす、歯の質を虫歯にならないように強くする、歯磨きができていないところを、しっかり磨けるようにする、間食を見直す、ことができれば虫歯を予防することができます。

    とは言っても、なかなかできないから、虫歯になってしまいます。

    1歳半から2歳半にかけての大事な時期に、身近な親や祖父母が自分自身の虫歯の治療をしっかり行い、ブラッシングにてプラークを除去して虫歯菌の数を減らし、うがいのコップは別にするなどして、感染のリスクを下げることが大事です。

    歯の質を虫歯にならないように強くするために、フッ素入りの歯磨き粉を使ったり、フッ素洗口液でのうがいなどが効果的です。

    歯をうまく磨けていないところをチェックできる染めだし液を活用することも有効です。

    以上は、ご自宅でも実践できる虫歯予防の方法です。

    2022.06.19

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    赤ちゃんの歯医者さんデビューはいつから?

    「赤ちゃんはいつごろから歯科医院に通わせたらいいのかしら?」

    「子どもが検診時に虫歯と言われたんだけどどうしたらいいの?」

    と、悩まれている方も多いのではないでしょうか。

    目安は歯が生え始めたころから

    赤ちゃんの歯が生え始めるのは、個人差はありますが生後6~9ヶ月頃です。この時期から歯科医院に行く習慣を身に付ける正しい口腔ケアの方法を学ぶことができ、子育てが初めての方でもご家庭で安心して正しいケアを行うことができます。

    また、生えたばかりの乳歯は未熟で虫歯になりやすいため、早い時期からフッ素塗布や食事指導を行うことは虫歯予防にも効果的です。

    1歳半ころには「かかりつけ歯科医院」を持ちましょう

    多くの自治体では1歳6か月健診で初めて歯科検診が行われます。これは、1歳半になると生えている歯の本数も増え、卒乳して3回の食事を行うようになり、おやつやジュースも摂取し始めるたりして、虫歯になっているお子さまもでてくるからです。

    できるだけ早い時期から歯科医院で歯みがきや食生活の指導を受けることが、虫歯の予防にもつながります。

    そのためにも、遅くとも1歳半ころには「かかりつけ歯科医院」を持つように心がけましょう!

    検診で虫歯が見つかった!治療開始時期は?

    虫歯はいつ頃からできる可能性があるの?

    虫歯になる可能性が出てくるのは「歯が生え始めるころから」です。

    虫歯菌は固い組織に潜む性質があるため、生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌はいません。

    では、どのようなことがきっかけで虫歯になってしまうのかと言うと、1~2歳ごろに虫歯菌を持った親など身近な大人を通して人から人へ虫歯菌が感染すると言われています。そのため、同じお箸やコップなどの共有は虫歯菌を移すことになるので、絶対にやめましょう。また、食器などを共有しないようにするだけでなく、大人のお口の中から虫歯菌を減らしておくことも大切です。大人の方は、大切なお子さんのためにも、虫歯がある場合はきちんとし治療を受け、日ごろから検診を受ける習慣を身に付けておきましょう。

    虫歯の治療はいつからおこなう?

    虫歯治療については個人差があり、虫歯の進行度合いにもよりますが1~2歳の子供では積極的な治療は難しいため、予防処置である「フッ素塗布」や「シーラント」をしたり、虫歯は削らずに「虫歯の進行を止める薬の塗布」といった治療を行うことが多いです。

    早い時期から歯科医院に来院している場合は、2~3歳ころから慣れてくることもあるため、お子さんに合わせて簡単な治療から始めていくこともあります。なかなか慣れない場合は治療練習から行い、まずは歯科医院に慣れてもらうことから始めます。

    3歳を過ぎて、歯科医師とコミュニケーションを取れるようになってきたら、積極的な治療を始めることができます。

    緊急性がない場合は、歯科医院に対して恐怖心を持たないよう、無理をしないことも大切です。

    仕上げ磨きの上手な磨き方

    【歯ブラシの選び方】

    毛の部分は歯2本程度の大きさで、できるだけ小さなものを選びましょう。

    【持ち方】

    えんぴつを握るように持つと、細かく動かすことができます。

    【動かし方】

    小刻みに左右に振動させ、少しずつずらしていきます。磨き残しがないように、順番を決めて磨くことも大切です。

    【あて方】

    歯の面に垂直にあてましょう。歯茎を傷つけないよう、軽い力で動かします。前歯は歯ブラシを縦にして縦みがきを行うのも効果的です。

    【雰囲気】

    ママは笑顔で、やさしく楽しくを心がけましょう。歌を歌ったり、数を数えるのも効果的です♪

    【体制】

    だっこみがきや寝かせみがきを行い、お口の中が見やすい状態でみがきます。

    仰向けが嫌いなお子さんもいますので、その場合は向かい合わせになりみがいてあげましょう。

    また、急に動くと歯ブラシで傷つけてしまうため、頭をしっかり固定して行いましょう。

    2022.06.16

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    妊婦さん必見!妊娠したら歯科検診と治療が必要なワケ

    妊娠するとホルモンバランスが大きく変わり、体にもさまざまな変化が生じます。お口の中も、妊娠前とは状況が異なりトラブルが起こりやすくなります。さらに、赤ちゃんが生まれると生活パターンもがらりと変わり、歯医者さんに通う時間を作るのが難しくなってきます。

    妊娠中に歯科検診・治療が必要な理由

    妊娠中は歯のトラブルが起こりやすい

    妊娠しているときは、次のような理由から虫歯や歯周病などになるリスクが高まります。

    ・つわりで歯をきちんと磨けない
    ・つわりによる胃酸逆流のほか、酸っぱいものを好んで食べるので口内が酸性になりやすい(お口の中が酸性に傾くと虫歯が繁殖しやすくなります)
    ・一度に食べられる量が少ないので、食べ物を口にする回数が増える。結果、歯の再石灰化(溶けだした歯を元の状態に戻す働き)が起こる時間が短くなる
    ・ホルモンバランスの変動によって唾液がねばつくようになり、歯周病菌が繁殖しやすくなる
    ・産婦人科の通院などで忙しくなり、歯医者さんに行く機会が減ってしまう

    虫歯や歯周病菌で早産のリスクが高まる

    妊娠中に、虫歯菌や歯周病菌がお口から体内に入り込んでしまうと、妊娠37週未満で出産してしまう早産や、新生児の体重が2,500gに満たない低体重児出産を引き起こす可能性があるといわれています。
    飲酒や喫煙でも同様のリスクがあるとされていますが、それよりも歯周病のほうが危険性は高いことがアメリカの研究によってわかったのです。

    赤ちゃんに虫歯をうつしてしまう

    赤ちゃんのお口の中には、もともと虫歯菌は存在しません。生後1歳7か月ころから2歳7か月ころの間に、大人の唾液を介して感染してしまうのです。
    つまり、子供を虫歯から守るためには虫歯菌をうつさないことが重要となります。
    赤ちゃんが生まれてくる前に、一緒に生活する大人たちのお口をきれいに治療しておくことが大切です。

    出産したら歯医者さんに行きにくくなる

    赤ちゃんが生まれてお世話が始まると、一気に忙しくなります。赤ちゃん中心の生活となり、想像以上の時間のなさに、自分のことなどかまっていられなくなるでしょう。赤ちゃんを預けられる人がいないと、歯医者さんに通うことすら難しくなるのが現実です。

    妊婦が受けられる歯科検診と治療

    検診や治療を受けるタイミング

    妊娠1か月から4か月の初期のうちは切迫流産の危険があるので、緊急を要する治療が必要な場合以外は歯医者さんに行くのは控えましょう。妊娠5か月ころを過ぎて安定期に入ったら、通常の治療を受けることができます。ただし、治療する側にも配慮が必要となるので、必ず妊娠していることを伝えてください。妊娠8か月を過ぎて後期に入ると、陣痛がいつきてもおかしくない状態になりますから、緊急以外での治療は控えなければなりません。

    つまり、つわりの時期が過ぎて、安定期に入ってから歯科検診を受けるのが望ましいです。そうすれば、必要に応じて治療を受けることも可能です。また、お腹が大きくなればなるほど治療の姿勢を保つのがつらくなるので、妊娠後期に入る前に、早めにすませておくのがおすすめです。

    妊婦歯科検診の主な内容

    妊婦歯科検診の内容は、歯医者さんによって細かな内容は異なりますが、虫歯の有無や歯肉の様子をチェックするのが一般的です。唾液から虫歯菌の量を調べることもあります。正しい歯磨きのやり方などのアドバイスも受けられます。妊娠中や産後の歯の問題など、気になることは遠慮せずに相談しておきましょう。

    妊娠中の歯の治療で気になること

    レントゲン

    歯医者さんで使用しているレントゲンは放射線量が微量です。口全体を写す場合でも1回につき約0.04ミリシーベルトほどです。1年間で人間が自然に浴びている放射線量は2.4ミリシーベルトほどで、胎児に影響を及ぼす放射線量は50~100ミリシーベルトといわれていますから、ほとんど心配しなくてもよい数値です。また、レントゲン撮影する際には防護エプロンも着用します。防護エプロンを着れば、被ばく量はほぼゼロになります。

    麻酔

    抜歯するときなどに歯茎にうつ麻酔はごく少量です。赤ちゃんや母体への影響を心配するほどのものではありませんから、痛みに耐えて治療を受けるよりも麻酔を打ってもらうほうがよいでしょう。

    鎮痛剤・抗生物質

    100%問題のない薬剤というのは存在しませんが、妊婦には比較的、身体に影響の少ない鎮痛剤・抗生物質を処方するようになっています。ですから、必ず治療前に、妊娠中であることを告げるようにしてください。
    また、必要に応じて、かかりつけの産婦人科医に相談することも大切です。

    治療の姿勢

    お腹が大きくなると、歯医者さんの治療用のいすに、仰向けの状態で長時間横たわるのはつらくなってくるはずです。無理にがまんしないで、つらいときには早めにスタッフに伝えましょう。対応には慣れているので、すぐに対処してもらえるはずです。

    妊娠中に起こりやすい歯のトラブル

    歯肉炎

    妊娠によるホルモンバランスの変化により、歯肉炎が起こりやすくなります。歯肉炎の原因菌は歯垢の中にひそんでいますから、毎日の歯みがきで歯垢をしっかりと取り除くことで治すことができ、予防作用も見込めます。逆に放置しておくと、歯周病へと進行してしまうので注意してください。

    虫歯

    妊娠すると唾液が酸性になるので、虫歯菌が作りだす酸を中和しにくくなってしまいます。
    さらに、つわりの時期には食べ物をちょっとずつしか口にできなくなり、1日に何回もちょこちょこと食べ物をつまみがちです。こうするとお口の中が酸性になっている時間が長くなるので、虫歯ができやすくなります。
    また、吐き気があると歯みがきを丁寧にできなくなるので、つわりの時期には虫歯に注意しましょう。吐き気がおさまっているときなどを選んで、できる限り歯みがきをすることが大切です。正しいブラッシング法でお口の中を清潔に保ちましょう。

    歯のぐらつき

    出産しやすいように骨盤がゆるんでくるのにともない、歯と顎の骨をつないでいる靭帯(じんたい)もゆるみ、歯が少し動くことがあります。妊娠8か月ころまでに歯のぐらつきが見られますが、それ以降は自然とおさまっていくので心配しなくても大丈夫です。

    歯の神経の痛み

    妊娠中は、歯の神経がある歯髄(しずい)の中が充血することがあります。すると、神経が圧迫されて痛みを感じます。妊娠5か月ころまでに起こりますが、そのあとは痛みは自然と消えていくはずです。ただし、一般的にはなにが原因の痛みか判断が難しいので、痛みを感じたら歯医者さんの診察を受けたほうが確実でしょう。

    妊娠中に心がけたい歯のケア

    つわりで歯を磨けないとき

    つわりで歯を磨けないときには、食後に水でうがいをするだけでもだいぶ違います。抗菌剤の入っているうがい薬や、抗菌作用のあるカテキンが含まれている緑茶でうがいをするのもよいでしょう。
    吐き気をもよおさないように、子供用の小さな歯ブラシを使うのもひとつの手です。気分が悪いときには無理に磨く必要はありません。調子のよいときでかまわないので、すみずみまで丁寧に磨くようにしましょう。

    フッ素とキシリトールを活用

    歯医者さんでフッ素を塗ってもらうと、歯の質が強くなるので虫歯予防の作用が見込めます。また、キシリトールには細菌の増殖を抑える働きがあります。このふたつをうまく活用して、虫歯や歯周病対策をしていきましょう。

    歯医者さんでは必ず妊娠を伝える

    歯医者さんに行ったら、妊娠の時期に関係なく、妊婦であることを必ず事前に伝えてください。妊娠中であることを考慮した検査や治療を行う必要があります。歯医者さんには数多くの妊婦さんが訪れているので、なにも遠慮する必要はありません。

    2022.06.13

  • blog

    妊娠中に発生するお口のトラブルを歯科医師が解説

    妊娠中は、さまざまな身体の変化が起こります。
    具体的には、ホルモンバランスや食べ物の好み、唾液の量などに変化が見られるようになり、これらはやがて口内のトラブルにも繋がります。
    本記事では、妊娠中に発生する口内トラブルをいくつかご紹介しますので、気になる方はぜひご覧ください。

    妊娠性歯痛

    妊娠初期の方は、虫歯を発症しているわけではないにも関わらず、強い歯の痛みを感じることがあります。
    こちらが、“妊娠性歯痛”と呼ばれる症状です。

    ホルモンバランスが変化し、通常時と比べて血液量が30~50%ほど増加することで、歯髄の充血、神経の圧迫が起こり、歯の鋭い痛みに繋がります。

    多くの方が妊娠中に発症するものですが、痛みはいつまでも継続するわけではありません。
    通常、妊娠5~6ヶ月を経過すると、少しずつ痛みは和らいでいきます。

    妊娠性歯肉炎

    妊娠中に発生する口内トラブルとしては、“妊娠性歯肉炎”も挙げられます。

    妊娠している方は、悪阻(つわり)による口内の清掃不良、間食の増加、唾液量の減少など、細菌が増えやすい条件が揃いやすいです。
    これらの原因により、歯に付着するプラークが増加すれば、当然歯茎の腫れや出血といった症状が出ることは否めません。

    その上、妊娠中の方は女性ホルモンが多く分泌され、全身の“血管透過性”も高まります。
    血管透過性とは、血管の内外で水分、物質が行き来することをいい、こちらが高まることで、わずかな細菌による刺激でも、簡単に歯茎が腫れたり、出血したりしてしまいます。

    妊娠性エプーリス

    妊娠中に発生する口内トラブルには、“妊娠性エプーリス”も挙げられます。

    こちらは、妊娠中口内の粘膜に部分的に生じる良性のしこりで、決して頻繁に発生するものではありません。
    割合としては、妊婦の1~5%に見られます。

    女性ホルモンの増加により、歯肉のコラーゲンが増殖したものと考えられていて、主に上顎前歯に現れることが多いです。

    ちなみに、妊娠性エプーリスは、出産後に消失することが多いため、妊娠中は基本的に外科処置を行いません。
    しかし、あまりにも症状が大きく気になる場合は、歯科医に相談することで処置してもらえる可能性もあります。

    2022.06.09

  • blog

    プレオルソって何?

    プレオルソとは、お子様の歯並びの治療で使われるマウスピースタイプの矯正装置です。自由に取り外すことができるため、お子さまが嫌がることも少ない装置です。

    「お口ポカン」や「口呼吸」に効果的

    プレオルソは、歯並びの乱れを細かく整えるための矯正装置ではありません。永久歯が生え始める5~6歳くらいから使い始めることで、顎の筋肉や骨の発育を正常に促すことが可能となります。その結果、将来的な歯並びの異常も予防できます。とりわけ、お口ポカンや口呼吸の症状が認められるお子さまに高い効果が認められます。

    なぜ「お口ポカン」を治す必要があるの?

    小さなお子さまの「お口ポカン」は、とてもかわいらしい仕草ではあります。けれども、その状態が習慣化すると、お口周りの筋肉が衰え、噛む力、飲み込む力、しゃべる力、呼吸する力が低下してしまうのです。さらには、顎の発育も遅れて歯並び・かみ合わせの異常にまで発展します。そうしたトラブルを防ぐ上で、プレオルソは非常に有用な矯正装置といえます。

    他にもいろいろな症状を改善できます

    プレオルソには3つのタイプがあり、ほとんどすべての歯列不正・不正咬合を改善するためのアプローチができます。具体的には、上顎前突、反対咬合、叢生(そうせい)、過蓋咬合(かがいこうごう)、開咬(かいこう)などです。しかも、次に挙げるような特長があることから、小児矯正を快適に進めることが可能です。

    プレオルソの特長

    柔軟性のある素材を使用

    プレオルソのマウスピースは柔軟性があり、装着や撤去の際に粘膜を刺激することがありません。痛みや不快感を伴うことなく着脱・使用できます。

    お手入れがかんたん

    マウスピースはいつでも取り外すことができ、お手入れもかんたんです。装置もお口の中も常に清潔な状態を保つことが容易です。

    眠っている時も使える?

    プレオルソは、就寝中にも装着いただけます。使い始めた頃はまだ違和感や異物感が大きく、呼吸もしづらいかと思いますが、徐々に慣れてきますのでご安心ください。ただし、慢性的な鼻炎などがある場合は、確認しながらすすめることが大切です。

    2022.06.06

  • blog

    6月休診日のお知らせ

    2022年6月の休診日は

    2日(木)5日(日)

    9日(木)11日(土)12日(日)

    16日(木)19日(日)

    23日(木)26日(日)

    30日(木)

    です。

    よろしくお願いします。

    2022.06.01

ご予約・ご相談は
お気軽に

歯のことでお悩みでしたら、ワイズファミリー歯科こども矯正歯科、まずはお気軽にお問い合わせください。

受付時間
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最終受付 平日午前12:30 平日午後18:00 土曜13:30
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