離乳食の本を見ると、与え方について多くのページが割かれていますね

一方で、お子供さま、つまり食べる本人についての記述が少ないと思いませんか?

食べるのは子供なのに…

例えば、目の前にいちごがあります🍓🍓🍓

まず目で形🍓 大きさ🍓 色🍓を確かめます

次に手🖐🏻でつかみ 大きさ🖐🏻 硬さ✊🏻 温度🖐🏻を把握します

それに合わせて、お口の形を作り、唇で捕らえて、力を調節しながら、前歯で噛む

お口の中で処理ができる量を噛み切り、舌で歯の上に動かし、奥歯に乗せて噛み続け、

唾液と混ぜ合わせ、軟らかくし、飲み込みやすい状態にします

実はこの過程で目で見て手でつかんだ感触を脳に伝え、前歯で嚙み切る力につなげ、

再び、脳に信号を送り、奥歯で噛む力を調節しています

食べ物に応じた食べ方が備わっていきます

与えるだけの離乳食では、この力が育たないのです

「食べる」を体で学び、「食べる」が体を育てる

手づかみ食べも楽しんでトライ!!してみてくださいね§(* ̄▽ ̄*)§

nico  2024  june より

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