歯みがき! 7の大原則!!
①プラークはみがいて落とすもの
*排水溝のヌメリも細菌の塊です。それを落とすとき、ゴシゴシとみがいて落としませんか。
ヌメリはシャワーだけや専用の薬液を使用しただけでは綺麗にはなりません。スポンジやブラシでこすって綺麗に落としますよね。
同じようにお口の中のプラークもブラシで磨かないと綺麗には落ちません。
②歯ブラシで磨けるレベルを上げる
*歯周病があるかたでは、歯間ブラシの使用はとても重要です。歯ぐきが下がり、歯と歯のあいだが開いていると、歯ブラシだけでみ
がくことはなかなか難しいからです。ですが、お口の中全体をきれいにと考えると、まずは歯ブラシで磨けるレベルを上げること
が大切です。それでも落としきれないプラークがあるときは、歯間ブラシやフロスなどを使うようにしましょう。
③歯みがきは、歯を磨くもの
*プラークの溜まりやすい場所の1つが歯と歯ぐきの境目です。プラークは歯の面についています。ですから、ブラシを歯に当てる
ことから始めましょう。
④ブラシのあたったプラークだけが落ちる
*闇雲に歯ブラシを動かしても、ブラシがプラークに当たっていなければ落ちません。プラークを狙い撃ちしていきましょう。
⑤歯ブラシを90度で当てると、プラークは落ちやすい
*浴槽や浴室のタイルなどの汚れを落とすとき、ブラシをその面に対して90度に当てて動かすはずです。その当て方が、最も汚れが落ちる
からです。歯についたプラークも同じように、歯の面にブラシを90度で当てると落としやすいです。
⑥プラークはツルツルな面よりも「くぼみ」につく
*むし歯や歯周病が発生する場所は、プラークが溜まりやすい「くぼみ」があるところです。くぼみは歯ぐきに近い部分に多い
です。子どもでは噛みあう面を、詰め物・被せ物がある方は歯との境目を意識して磨きましょう。
⑦歯の丸みを意識して歯ブラシを当てる
*歯の面に対して、90度で当てるのが最もプラークが落ちやすいので、丸みに応じて歯ブラシの傾きを変えます。
指で歯を触ってみると丸みをおびていることがわかると思います。丸みも歯によってさまざまです。
7大原則で歯みがき名人になろう!!